創作

乙女

秀にはアイスコーヒー、僕はミルクティー 「秀のコーヒーちょっとちょうだい」 ふたり別々のものを頼んだのだから、半分こも楽しいよコーヒーの苦味も、ミルクの甘さも一緒に でも、むっとした顔をするから、慌ててコーヒーに伸ばした手を止めるそうか、僕だ…

暗闇

冷房をずっとつけているわけにもいかず、1階ではないからまあいいかと窓を開け熱風と、それに混じる静かな夜の空気の気持ち悪さに眠るのを苦労していると、喉の渇きを覚え、部屋の電気をつけてキッチンに向かった 大気や地を切り裂くような勢いで、雷が鳴り…

どこまでも残酷になれる気がした

崎谷 紫 由宇希蒼一 楓 襲われた受け 崎谷攻めの謝罪 酒酔ってなんかいなかった今だったら解る信頼を裏切った 何でもする女と付き合え 「ごめん...」でも、あの女とやったんだろう?「だって...崎谷が......崎谷がしろっていったから...」俺の事が好きなくせ…